どこの歯医者さんに行けばいい…

どこの歯医者さんに行けばいいの?②

軒並みトイレットペーパー、キッチンタオルが売り切れの中、一種類だけちょっとお高めのキッチンタオルだけが大量に余ってました。この気持ちはなんて言ったらいいのでしょうか?

さて前回に引き続き、どこの歯医者さんに行けばいいの?のお話しをさせて頂きたいと思います。

今回も前回同様、歯医者の転院を勧めるものではありません。何でもないようなことが幸せだと思います。

それでは、今回は「今歯医者に通っているけれども、歯医者を変えたいわ」という方中心にお話しさせていただきます。現在、歯医者に通っていない方は前回のブログをご覧ください。

この間言われてびっくりしたのですが、「歯医者って変わっていいんですか?」という質問をされました。ずっと同じところに通われている方だったので、変わったことがないらしく、こういった質問を受けました。もちろん歯医者は変わっていいです。ただ変わるメリット、デメリットがありますので、それについてお話ししたいと思います。

まずメリットとして、「診る歯科医師が変わる」です。当たり前なのですが、診る歯科医師が変わると視点が変わります。今まで受けていなかった治療も視点が変わることで「提案」することができる「かも」しれません。つまり今の歯医者に納得がいってなくて、一度ほかの人に見てもらういわゆる「セカンドオピニオン」をするというのがメリットになります。

そして次はデメリットですが、僕たち歯医者は他の歯医者の「カルテ」を見ることができません。つまり患者様のお口の歴史を知ることができないんですね。なので、レントゲンなどを撮ってお口の歴史を予想することになります。もちろんしっかり診断するので、病気か否かはわかるのですが、一人一人性格が違うように、歯も一本一本の性格が違います。風をかけたらしみるところもあれば、歯茎を触ると痛いところもあります。こういった歯、一本一本の癖はまた一から知らないといけないというのがデメリットになります。

もう一つのデメリットとしては自由診療などをうけている方は保証を受けられなります。あくまで保証はそこの医院の保証になりますので、医院を変わられたら以前の保証は使えなくなります。

まとめます。歯医者を変わるメリットとしては違う治療を受けられる「かも」しれない。デメリットとしてはいろんな診査をしなければならない。保証がなくなる。などです。ほかにも細かく言えばあるかもしれませんがざっくりといえばこれくらいです。そんなに歯医者を変わるというのは大変なことではありませんし、逆に今の歯医者に不満のない方は無理に変える必要はありません。

今回は歯医者を変えるメリット、デメリットについてお話しさせていただきました。歯医者は変わることができるのはわかったけれども、じゃあ私は変わったほうがいいの??と思われると思いますので、次回は歯医者を変えた方がいい方についてお話ししたいと思います。このシリーズ長くなってもあれなので次回で終わりになると思いますが、また伸びてしまったらすみません。それではまた。

                      歯科医師 河合鮎樹

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