どこの歯医者さんに行けばいいの? 最終章
今年も一足早い春の気配を感じさせていただきました。皆様もご来院の際、是非ご覧になってください。
さてどこの歯医者に行けばいいの?シリーズ最終章と題しまして、今回は本題のどこの歯医者に行けばいいの?についてお話ししたいと思います。
今回も歯医者の転院を勧めるものではありません。
まず不信感があって歯医者を変えたい方が次に行く歯医者は、
隣の歯医者
です。「えっ?」と思うかもしれませんがこれには理由があります。それはあなたの抱えている不信感がどこからきているか?を知るためにあります。それが説明不足、対応不足、見落としなどであれば、ほぼほぼそこで解決することができます。またもう一つ隣の歯医者に行くには理由がありまして、あなたが不信に思ったということは他の方も不信に思っている可能性が高いです。ではそういった方はどこへ行く可能性が高いのか?つまり隣の歯医者です。同じなやみを抱えた人が隣の歯医者には行きやすい。ということは隣の歯医者はその不信感に対応しやすい歯医者である可能性が高いからです。一度騙されたと思って隣の歯医者に行ってみてください。
そして騙された方、本当に申し訳ありませんでした。今から対策を書きます。まず自分が何に対して不信に思っているかを具体的に考えてみてください。歯の痛みが全然取れない、入れ歯が全く合わない、話を全く聞いてくれない、などなどいろいろな「思い」が出てくると思います。
すこし話は変わりますが、歯科には専門性というものが少なからずあります。専門性と聞くと大げさに聞こえるかもしれませんが、要はそこの先生が何が「得意」なのかということです。入れ歯が得意、根っこの治療が得意、インプラントが得意などなどいろいろな得意分野というものがあります。そういった得意分野に特化した先生というのが必ずいます。先ほどの騙されてしまったその「思い」にこたえられる先生は必ずいます。是非探してみてください。インターネットでも、口コミでも何でもいいです。「どこの歯医者に行けばいいの?」と聞くのではなく、「私〇〇なんだけど、どこの歯医者に行けばいいの?」と聞いてみてください。必ず同じように困っている人がたくさんいるはずです。その人たちが行っている歯医者こそがあなたに一番あった歯医者になるはずです。もちろん河合歯科クリニックでも相談に乗ります。僕は何でもできる歯医者を目指してはいますが、なんでもできる歯医者ではありません。できないことははっきりとできませんとお答えします。何度も騙されて困っている方。一度お話しだけでも聞かさせてください。何かお手伝いができるかもしれません。
さて長きにわたってお伝えしてきたどこの歯医者に行けばいいの?シリーズですが、これにて終了とさせていただきます。あーだこーだ言いましたが、ぶっちゃけた話、その先生と馬が合うかどうかです。どれだけ名医と言われる先生でも、合わなければあなたにとっては名医ではありません。あなたにとっての名医が見つかりますよう、心より祈っております。それではまた。
歯科医師 河合鮎樹